慣れた手つきで差し出された茶封筒には100万円が入っていた―。
自民党派閥の裏金事件をはじめ、政界の不透明なカネの問題が後を絶たない。
具体的な使途はなかなか明らかにならないが、選挙の際に使われているとの指摘が多い。
前代未聞の買収事件が起きた2019年の参院選広島選挙区でも政権中枢からの裏金疑惑が持ち上がっている。
なぜ不透明なカネが横行するのか。出どころはどこなのか―。
中国新聞の記者が取材を進めると、現在の国会で問題になっている政策活動費の存在が浮かび上がってきた。(4回続きの1回目)
手渡された「現金」、後援会幹部の困惑
5年前。19年参院選で全国有数の激戦区だった宮城選挙区(宮城県)。
予期せぬ出来事は選挙戦3日目の7月6日に起きた。
それは、密室ともいえる車の中。
自民党公認候補だった愛知治郎(54)の後援会幹部男性が、応援演説に来てくれた自民党の大物政治家に代理で応対していた。
愛知本人は別ルートで遊説中だったためだ。
「はい、これ。お役立てください」。丁寧な口調で語りかけられた。
慣れた手つきで差し出されたのは1枚のクリアファイル。
A4判の茶封筒が挟まっていた。
「選挙の資料か何かかな」。そう思って受け取った。
事務所に戻って封筒を開けると、出てきたのは1万円札が100枚。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/5b58667b30ebdaa1ed88a0a3c3ea2db40b711611?page=1
引用元: ・【政治】「はい、これ」中身100万円 甘利氏、車中で茶封筒手渡す 選挙の「裏金」
小奇麗にしてるやつ信用出来ない
街頭演説
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